反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉2008 屋内集会プログラム

反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉2008
──責任者出てこい。これはヤツらの戦争だ。

○屋内集会
日時:11月29日(土)13:00〜21:00
場所:渋谷勤労者福祉会館
資料代:500円

*若干、時間の変更等の可能性もあります。
 最新情報はこのblogにて発表していきます。

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【プログラム】

《分科会》

【生存】13:00-
戦争とファッショ
提起:靖国解体企画
▼ 人びとの生を貶め簒奪する戦争。戦争を推し進める装置として機能してきた靖国。そしてそれらを支えるファッショ(ファシズム)という思想。日本が敗戦したとされる8月15日正午、毎年靖国では「英霊」への黙祷が行われます。わたし達はそれに反対し黙祷を粉砕すべく行動してきました。ここでは映像を中心に、 8月15日の正午の行動と、午後の反靖国のデモの紹介をします。そして慰霊・追悼とはなにか、ファッショとは、といったことについて皆さんと考えたいと思います。

反戦】15:00-
戦争が日常にある風景 アメリカ・韓国・日本
提起・田保寿一さん(ジャーナリスト)
   韓国徴兵制と人権問題を考えるPANDA
▼ 貧困ゆえに軍隊を選び、PTSDをはじめ様々な難問を抱えて本国へ戻る米兵。逃げ場のない徴兵制の中、「祖国防衛」の名の下に徴兵されながらイラクへ派遣された韓国軍兵士。そして給油や空自の輸送といった直接的な戦争協力だけでなく、有事立法成立で日常にまで戦争訓練、自衛隊が突出し始めた日本。ーーヤツラの戦争がワレワレにもたらした、戦争が日常にある風景とは?

【恐慌】17:00-
恐慌からの脱出は戦争に非ず
提起:萱野稔人さん(大学教員)ほか
アメリカ発のサブプライムローン破綻を契機とした金融不安は最早「大恐慌」といってよい事態に陥っている。だが為政者やマスメディアは責任を曖昧にし、ただ危機を煽っている。そして危機の先には、さらなる戦争を求めているように見える。だが問題の核心は新自由主義に基づく戦争経済政策の破綻にあり、これに代わる対抗軸を打ち出すことこそが必要である。
 本企画では、先行して危機を経験してきたラテンアメリカの民衆による豊かな対抗運動や日本でも始まりつつある闘いを映像で紹介し、恐慌の正体と私たちが求める新たな対抗軸を探ります。

【自由】19:00-
麻生邸のリアリティ ツアー・弾圧・救援を振り返る
共催:麻生でてこい!!リアリティツアー救援会
提起:山口正紀さん(人権と報道・連絡会)
▼ リアリティツアーは何をもくろみ、麻生首相とユデダコ巡査長は何を恐れたのか。警視庁によるツアー襲撃と公安警察の広報機関として機能した一部のマスメディアがさらけ出したこの社会の現実を踏まえ考える。救援が紡ぎ出し、対抗メディア運動が切り開いた可能性を考えるトークセッション。発言自由。

《ワークショップ&展示》

アクティビストのためのD.I.Yメディアワークショップ

【展示】13:00-
G8MNTVによる映像インスタレーション
Celebrate People's Historyのポスター展

【ワークショップ】15:00-
・「Reproduce & Revolt」の図版を使ったシルクスクリーン制作(成田圭祐 Irregular Rhythm Asylum)
・誰でもできる映像ライブ配信 (松浦敏尚 市民メディアセンターMediR)
・アクティビストなら知っておくべきD.I.Yサーバーについて (安田幸弘 レイバーネット)
フリーソフトを使ったレーザー落書きをやってみる(山川宗則 無所属)
※表記はワークショップの順番通りとは限りません。

▼ 近年、独立メディアと運動の結びつきは、ますます見過ごせないものになってきている。ドイツ、日本におけるG8サミット対抗運動と独立メディアの経験、韓国のキャンドルデモで「onoffline」と呼ばれたインターネット、携帯、生中継を介して拡大していく運動とメディアが織りなす増幅現象などなど…… ここらには今後、運動に使えるアイディアがたくさん落ちているはず。そこで、ワークショップでは誰でも活用・転用できる表現手法を紹介します。皆さん、どんどん使ってください。展示もやります。